耳鳴りはなぜ起きる?長年悩む耳鳴りを改善するためにできること

静かな部屋や空間にいると、唐突に聞こえる「キーン」「ピー」という音。

誰もが一度はこうした耳鳴りを経験したことがあるのではないでしょうか。

数秒から数分で鳴りやむ一時的な耳鳴りは誰にでも起こりうるので心配ありませんが、

何度も続く、長年悩まされている、など日常生活に支障がある場合は注意が必要です。

今回は、耳鳴りがなぜ起きるのか、少しでも耳鳴りを改善するためにできることをご紹介します。


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耳鳴りとは

耳鳴りは「脳の過剰反応」によっておこる症状です。

外からの音を感知すると、内耳で電気信号に変換し、脳に伝わります。

この音が聞こえるメカニズムの過程で聞こえにくい音があると、脳は「電気信号がうまく伝わっていない」

ととらえ、何かしら音をキャッチしようと過剰に反応するせいで、耳鳴りが起こります。


耳鳴りには、以下のように分類されます。



  • 生理的耳鳴り

  • 自覚的耳鳴(じかくてきじめい)

  • 他覚的耳鳴(たかくてきじめい)


どういった症状の耳鳴りなのか、それぞれ解説します。


生理的耳鳴り

静かな場所で「シーン」というような音が聞こえる耳鳴り。一時的で心配のないものです。


自覚的耳鳴(じかくてきじめい)

自分にしか聞こえない耳鳴り。多くの場合はこの自覚的耳鳴でのお悩みです。

音を感じる場所や大きさに変化がある場合や音の発信源が特定できない場合があります。


他覚的耳鳴(たかくてきじめい)

他者にも聞くことができる稀な耳鳴り。

自分の体が発する音が発信源で、聴診器などで聞くことができる場合があります。


耳鳴りの症状と原因

耳鳴りの聞こえ方はさまざま。

「キーン」という金属音、「ピー」という電子音、「ジー」というせみの羽音などが代表的ですが、

耳鳴りとして感じる音には個人差があります。

音が聞こえるメカニズムの過剰反応以外に、耳鳴りがする要因として以下が挙げられます。


また、場合によってはそれ以外の諸症状があらわれることもあります。



  • 耳鳴りの症状と原因

  • 耳鳴り以外の症状


それぞれの症状と原因をご紹介します。


耳鳴りの症状と原因

【耳鳴りが片耳から聞こえる】

突発性難聴、メニエール病、聴神経腫瘍など


【耳鳴りが両耳から聞こえる】

老人性難聴、騒音性難聴など


【ザーという低音の耳鳴りが聞こえる】

耳垢栓塞(じこうせんそく)、耳管狭窄(じかんきょうさく)、耳硬化症(じこうかしょう)など


【キ-ンという金属音の耳鳴りが聞こえる】

メニエール病、突発性難聴、ストレスなど


耳鳴り以外の症状

【耳が遠くなる】

突発性難聴、老人性難聴、耳垢栓塞、耳管狭窄、耳硬化症、メニエール病、薬の副作用など


【めまいがする】

メニエール病、内耳や脳の血行障害、脳腫瘍、脳卒中や頭部外傷の後遺症など


【自分の声が響く】

耳管狭窄、中耳炎など


【全身に不快感がある】

自律神経失調症、更年期障害、ストレスなど


【頭痛・肩こり・動悸】

高血圧、低血圧、貧血など


突発性難聴の耳鳴りの音

突発性難聴の場合も耳鳴りがします。

低い音の聞こえが悪い場合、「ブーン」や「ゴー」「ボー」といった低音の耳鳴りがします。

高い音の聞こえが悪い場合、「キーン」「ピー」といった金属音の耳鳴りがします。

低い音も高い音も聞こえが悪い場合、「ジー」「ザー」といった虫の羽音のような耳鳴りがします。


耳鳴り改善のためにできること

耳鳴りのために、日常生活でできる耳鳴りの改善方法、軽減方法をお伝えします。



  • 耳をマッサージする

  • ツボを押す

  • 部屋を無音にしない(音響療法)

  • 生活習慣を整える

  • 豊富な酸素を体内に取り入れる


耳をマッサージする

耳は体の中でも最も血行の悪い箇所です。耳回りには、筋肉、血管、リンパ管が集中しています。

血行不良、筋肉のこわばりは耳鳴りの原因にもなります。

耳を上に優しく引っ張る、指の腹で全体を優しくつまむ、などするだけでも耳が温まります。

またお湯や温タオルなどで温めるのも効果的です。

マッサージや温めたりすることで、耳まわりの血流を良くし筋肉を柔らかくします。


ツボを押す

耳鳴りに効果のあるツボを押すことで、耳鳴りを軽減することができます。耳回り3か所ご紹介します。

指の腹でゆっくりと5〜10秒ほど、3〜5回程度繰り返し押してみましょう。1日に2、3回押すとよいでしょう。


・聴宮(ちょうきゅう)・・・口を大きく開けたとき、耳の穴の軟骨の手前に少しくぼむ場所の中央です。耳全般の不調に期待できるツボです。

・耳門(じもん)・・・聴宮の指一本分真上。あらゆる耳のトラブルに効果的、左右のツボを同時に押すと効果的です。

・翳風(えいふう)・・・口を大きく開けたとき、耳たぶの後ろの骨と筋肉の間のくぼむ場所です。血行の改善に効果があります。


部屋を無音にしない(音響療法)

耳鳴りは、「音がしない、聞こえない」状態に脳が過剰に反応した結果なので、

耳鳴りが際立つような静かな環境をなるべく作らないようにするのが良いでしょう。

テレビをつける、ラジオを流すことで、耳鳴りが気にならないようにしていきます。


生活習慣を整える

起きる時間や寝る時間を一定のリズムにして生活することで、自律神経がうまく切り替わりやすくなります。

ストレスや疲労がたまると自律神経が乱れてしまいますので、できるだけ蓄積させないよう、

規則正しい食事、適度な運動、十分な睡眠などで健康的な生活を心がけましょう。

また、ビタミンを意識的に摂取するとよいでしょう。ビタミンB群は耳鳴りの治療にも利用されています。

中でもビタミンB12は末梢神経の働きをよくするとされ、耳鳴りの改善に効果的です。


豊富な酸素を体内に取り入れる

この方法は、酸素ボックス・酸素カプセルを利用した耳鳴り改善方法です。

耳鳴りは血流の停滞、つまりは体内の酸素不足が原因の場合もあります。

酸素ボックス・酸素カプセルでは、普段の呼吸では取り入れることのできない大量の酸素を体内の隅々まで

取り入れることができ、血流が改善します。

また、全身に酸素が巡ることで副交感神経が優位になるため、体がリラックスし血管が広がります。

突発性難聴の治療にも、高気圧酸素療法が採用されています。



まとめ

耳鳴りは、改善が難しく、長年悩まされる症状の1つです。

病気などでの原因がわかっている場合もあれば、ストレスや疲労・加齢などが原因の耳鳴りもあります。

今回ご紹介した、日常生活でできる軽減方法を試してみることで、改善が見られるかもしれません。

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酸素カプセル・酸素ボックスは医学療法ではありませんので、あくまで健康面での改善に大きな効果を得られます。

それでも改善しなければ、治療やお薬もありますので、かかりつけの医師、薬剤師に相談するのもよいでしょう。



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